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2006年10月15日

システムアナリスト2006年、小論文試験の総評

2006年AN午後II小論文の総評

■総評
  1. 問題を出し尽くしたせいか、既出問題の焼き直しが3問とも出題された
  2. したがって、全体的にオーソドックスな出題だった
  3. 問2はBPR(Business Process ReEngineering)を見極めて書く必要がある

それぞれの問題はオーソドックスではあるが、問題ごとに深い出題意図が潜んでいる。その意図を 解答者が読み取って、小論文を執筆することが出来るのかが合否を分けるポイントであろう。あえて言うと 問1がやはりもっとも小論文を執筆しやすい問題ではないか。

■小論文を書く上での留意事項

それぞれの小論文を書く上で次の点に注意が必要である。

  • 問1:経営戦略への理解の深さがポイントになる、どれだけ濃厚に経営戦略を理解しているかを書けるが 合否の分かれ目となる
  • 問2:この問題がBPRの問題であるという理解がないと、論点がずれた解答になる可能性がある。
  • 問3:最も論点が拡散しやすいテーマだ。総花的に書くと内容の薄い論文になりやすいのでコンパクトに要点をまとめて 書く必要がある。
■難易度

[難易度]★が多いほど難しい

  • 問1 ★★★★☆
  • 問2 ★★★☆☆
  • 問3 ★★★★★

[結論]

 上記の難易度を決めた理由は次の通りである。

  • 問1 経営戦略に立脚した骨太の計画書の立案ができれば合格が近い
  • 問2 BPRに立脚したQR(Quick Response)、そのための情報の共有化。データ統合、業務改革を書けばよい
  • 問3 を考慮しなければならない
■問題別、小論文戦略

 合格できるか、否かについての基準を示そう。

問題

問題を必須条件

合格のための工夫

問1

情報戦略の基礎となる経営戦略を詳細に説明しているか

経営戦略に基づいて作成されているシステム投資計画と目的を明確に書く

問2

競争環境の合理的解説とQRに寄与するIT化計画の論述

情報化システム案を実現するための業務プロセス改革をBPRの観点で書くことができるか

問3

設問アで採点者が納得できる業務統合化計画を説明できるか

設問アと設問イとの役割の違いを理解して、論理的な計画の根拠を示せるか。

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投稿者 kato : 2006年10月15日 21:03