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2007年1月15日

エンベデッドシステム開発のITガバナンス

エンベデッドシステム開発の求められるシステム監査

エンベデッドシステム開発とは

エンベデッドシステム開発とは マイクロプロセッサやシステムLSI などを組み込んだ エンベデッドシステムについて、情報システムを構成する専門性 をもった技術要素として固有技術に含む開発形態のこと。

エンベデッドシステム開発の実態

エンベデッドシステム開発の実態は携帯電話産業などの好調を受けて受注拡大の傾向にある 。しかし、携帯電話の機能向上などを受けシステム開発規模の増大などにいたるケース多く、 また、開発チームの組織体制も人海戦術的な対策で開発に望むケースも散見される。

エンベデッドシステム開発のリスクの例

エンベデッドシステム開発では製品販売後に不具合が発生し、製品の回収、補修にいたるケースも多く 企業経営に与える損失は大きい。たとえば、ソニーは2006年度第2四半期決算は営業損失208億円であり、 その原因はバッテリ不具合が影響したものだった。これをエンベデッドシステムに置き換えれば損失規模の大きさは推定できる。

エンベデッドシステムのコントロール

 以下の浦上論文ではエンベデッドシステムのコントロールについて以下のように述べている。

  1. 組織として部門横断的な技術開発戦略委員会設置
  2. システム管理基準をエンベデッドシステムに読み替えたうえでの開発系監査の実施
  3. 製品市場投入後の不具合は事業継続計画(BCP)的観点で対処

 浦上論文の趣旨は、おそらくISO9000的に企業戦略から、開発検証、設計開発、実装にいたる工程の コントロールから顧客クレーム、製品の識別隔離、是正予防など多岐におよび項目の検証が 必要だからであろう。


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投稿者 kato : 2007年1月15日 22:07