システムアナリストの仕事

良く、質問を受ける内容として、「加藤さんって、何が専門ですか」、とか「システムアナリストと中小企業診断士とどう違うのですか」というものがある。

はっきりいって、両者とも合格率が10%を割る国家試験なのだけれど、社会的認知度や社会的地位が今一つ低いのは、両者の仕魔フ重要性が社会的に認知されていないからではないかと考えている。

両者とも、良く似ているけれど微妙に違う。加藤は便利なので仕事よって使い分けている。両者の差異はおおよそ次のとおりです。

表.中小企業診断士[情報部門]との差異

比較
項目

システムアナリスト

中小企業診断士[情報部門]

備     考

試験の仕組 1日/年、午前120分、午後I90分、午後II120分

の一発勝負!

1次試験8科目@80分、2次試験4科目@80分、
3次試験はインターン。1次試験の合格は翌年以降
に持ち越せる。1次試験では科目免除がある。
診断士は努力型の資格、アナリストは一発勝負の天才型
合格率 一括で6〜7%程度 1次試験18%、2次試験17%、最終合格率3.8% いずれにしても難関
試験科目とその範囲 午前 情報処理1種レベルの知識 1次
試験
8科目、経営に関する深い理解が必要 試験突破に必要な共通的な力は国語の読解力です
午後 事例解析(3問90分=速攻) 2次
試験
法令施策の暗記+診断事例3問(1問80分)
午後 小論文:システムに関する知見 3沁験 インターン。15日間で2件診断する
合格後 まったくフォローもない。仕事を紹介する支援組織も交流組織も無し。逆に資格の維持費用もかからない 政府指定法人の(社)中小企業診断が県別に組織を
もち、仕事の紹介、勉強会、論文コンテストを実施。

年1度の研修(2日)を受講する義務有り。

中小企業診断士は5年おきに登録更新があり。資格の維持が必要となる。
合格後の資格の活用 昇進。昇給および転配属、転職。いずれにしても組織内で活用することが多い 組織内では経営企画室に配属される人が多いようでありBPRやERP導入に取り組んでいるようだ。

独立する人も何割かいる。

アナリストは企業内、開発系でいきる。診断士は独立も可能
独立後の資格 情報処理対策講座の講座。

マスコミに対する評論活動。

政府指定事業参画、官公庁外郭の情報化計画立案、

商工会会議所相談、診断、E-commerce支援、

ISO9000コンサルティングなど

独立すると、直接開発に関与することが難しくなる。
資格のポイント 情報参謀としての立場の理解と体系的なシステム感が必要 バランスが良く、深い雑学に対する造詣。 情報処理のエリートか、実学の大家か?
忌憚なくいうと 活動はスマートだが、活動分野が狭い

大都市圏に強い

繁忙期は1〜4月、7月〜10月

学会への窓口が開いている、官公庁に強い。

雑色で仕事を選ばない、地方に強い。

繁忙期は1〜3月、7月〜11月

雑食可能な分だけ、情報診断士の方が収入は高いか?

 

いずれにしても、両者の資格を活かして独立しようとする場合、専門をひとつに絞ると収入は不安定になる。しかし、両者を上手く活用できれば、総合の弱点を補完しつつ、収入を安定化させることができるだろう。

いずれにしても、情報系で独立するのであれば、地方と東京の二股をかけておいた方がリスクが少ない。

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