広島県三次市の奥田玄宗・小百美美術館へ片岡鶴太郎展を見に行く

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広島県三次市の奥田玄宗・小百美美術館へ片岡鶴太郎展を仕事のあとに見に行きました。満月の夜は遅くまで開館しています。
奥田玄宗は奥村土牛や東山魁夷などとともに日本を代表する日本画家です。彼らに共通することは長命であること。個人的見解ですが洋画家よりも日本画家のほうが長生きだと思います。

美術館エントランス
美術館エントランス 画像をクリックしていただければ奥田玄宗の絵がでてきます。基本的に日本の顔料は宝石。宝石を砕いて顔料にする
このため、お金のある人以外には赤は使えない。赤をふんだんと使った絵が特徴的な作家です。

片岡鶴太郎展「顔」
片岡鶴太郎展「顔」 企画展と常設展示を見ました。片岡鶴太郎も素晴らしいと思いますが奥田玄宗の絵には圧倒されました。

三次市のぶどうの絵
三次市のぶどうの絵 片岡鶴太郎作 この絵だけ撮影が許可されていました。

満月の夜の開日間時間が長いわけ
満月の夜の開日間時間が長いわけ 奥田玄宗は満月を描く作家です。このためこの奥田玄宗・小百美美術館の設計コンセプトが「満月のみえる美術館」
確かに池のあるホールには数人の人が満月を待ち望んでいました。しかし、満月は7時半。待ちきれず帰る方も。私は食事会がとなりのレストランでありましたので
ぬけだして撮影しました。

コロナ対応でやや不快な対応を受けましたが素晴らしい展示物の美術館だと思います。