南シナ海を旅する蝶、アサギマダラを撮りに行く

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南シナ海を旅する蝶、アサギマダラを撮りに行きました。アサギマダラは、アゲハと同じぐらいの大きさの蝶です。フィリピンや台湾から繁殖のために日本に飛んできます。
ゴールデンウィークころ飛んできて、まず大分県の姫島という島に10万羽くらい集結して、全国の高山に散ってゆく。何世代か繁殖を日本で繰り返してきて10月になると山を下りてきて平地に現れます。

バッタ
バッタ セジュールさんから情報があり小瀬戸地区にアサギマダラが出たというはなし。以前は匠宿でよくとっていたのですが、撮りにくくなっていたのでどこで撮ろうかとまよっていたので良い情報でした。
ただ、天気の良い日はすべて仕事が入っているのが悩ましく、また、緊急事態宣言もあけて県外、市外の仕事も多い昨今でした。この日も午後の仕事が終わったのでかけつけた次第です。

アサギマダラ
アサギマダラ 最初場所が見当たらず困りました。このため右往左往してしまった。決め手はこのフジバカマ。帰り際にフジバカマの見える野をみつけてここだと確信、空き地に車を停めました。
フジバカマはアルカロイドという毒をもつ。アサギマダラはこのフジバカマの蜜を吸って体内に毒を蓄えます。いわゆる毒蝶となり、鳥に食べられない体制を整えて海に出てゆくのです。


飛翔
飛翔 フジバカマの間をひらひらと漂います。


浅黄色の美しいフォルム
浅黄色の美しいフォルム 派手過ぎず。日本人好みの色彩感覚とデザインだと思います。

土曜日は仕事なので、日曜日に母に見せてあげたいとおもいました。