5月6日はみずがめ座流星群の日です。出張帰りの途中、奈良県宇陀市、平成榛原こどもの森でキャンプして、流星群と天の川を撮ることにしました。
夕食を自炊して、テントで午後7時ごろに就寝しました。午前1時半ごろ起床。
天の川の見つけ方 天の川の濃い部分を撮影したいなら、まず南の空の水平線を見て、さそり座を見つけることができれば簡単です。
サソリ座はT字型をした星座でさそりの心臓部には赤いアンタレスという星があります。さそり座の尾の先から天の川のもっとも濃い部分がとらえられるのです。さそり座は南天の星座故、北天の星座のように毎月見れるわけではありません。これは日本が北半球にあるためです。
さそり座がみられるのはおおよそ1月後半から9月頃までです。だから夏の天の川と七夕祭りが関係づけられているのではないかと思います。
銀河系の構造 地球の存在する太陽系は銀河系の端っこにあります。このため銀河の中心部を見れば、より濃い銀河が撮影できるということです。
初夏の天の川 残念ながら、流星群は撮れませんでした。でも綺麗な天の川を撮れて満足です。
■撮影機材
NIkon D850 + Nikkor 24-70mm f2.8 (24mm相当で撮影)
三脚、レリーズ
■カメラ設定
RAW あとの補正を楽にするためです
ISO6000,f4,シャッター10秒 13秒以上長く撮影すると星が動きます。
ISO6000にしたのは流星の微弱な光をとらえたかったから。f4は手前の木にピントを合わせて星や山にもピントを残したかったから。
■後加工処理
RAW現像 補正:色の調整をします。暗部を持ち上げて木のディテールをだしました。
photoshop 霞除去機能を使い。天の川のディテールと色彩を明確にしました。
3時ごろに直角に立ち上がるので、連続撮影設定をして再びテントで眠りにつきましたが、レンズが結露したようで残念な結果になりました。
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