事務所パソコンからマルウェアを駆逐する

事務所パソコンからマルウェアを駆逐しました。

■発端
 10/13金曜日の午後、社長室のパソコンが急に重くなりました。症状として部下のパソコンも急に重くなった。ネットワークエンジニアにルータの状態を見てもらったのですが異常なし。部下のパソコンは再起動で元に戻り、私のパソコンだけ重いままでした。

■パソコンの状態を見てもらう
 土曜日午後にエンジニアにきていただき、パソコンのスキャンをかけると
 1 破損したファイルがいくつかみつかった。これが、パソコンのスペックに影響を与えている
 2 CPUが能力不足に陥っている。

CPUは仕方がないとして「1」の問題を解決して、上京する用事があるということで姿を消しました。

■念のためにウィルススキャンをかける
 エンジニアの指摘にしたがってウィルススキャンを午後からかけました。7時間のスキャン(1次のあとに2次スキャン)のあと結論は
 1 ウィルスはいなかった
 2 最終版でマルウェアが2次スキャンで2本みつかった。

マルウェアの発見
マルウェアの発見

マルウェアとは悪意のプログラムと位置付けられます。ウィルスとは「感染力の有無」の違いがあります。
マルウェアは勝手に通信を始めたり、それによって、個人情報の流出などがあり得ます。

私のパソコンが重かったのは、もしかするとマルウェアが通信を始めたからかもしれません。

■マルウェアの削除
 マルウェアは主導で削除します。
マルウェアの手導削除
マルウェアの手導削除 

■マルウェアはダウンロードなどでPCに侵入する
 仕事柄、ダウンロードは必須です。①AI開発に必要なファイルのダウンロード、②事業計画に必要なイラストファイルのダウンロード。
があるのでダウンロードには気を付けています。また、ウィルススキャンソフトがファイルを検証しているはず。では、なぜ、マルウェアがPCに入ってきたのでしょうか。
 想定するケースは以下の通りです
 ①Web検索で閲覧したページにポップアップ画面が出ることがある。
 ②邪魔な場合、消す「×」などを押しています。このケースが怪しい
 ③また、ダウンロードサイトがわかりづらく、別のページをクリックすることがある。
恐らく、②か③が原因ではないか。

■マルウェアの影響度
 侵入してきたマルウェアは「Win32.IOBit.D」というものでした。
Win32.IOBit.D
解説動画です


Win32.IOBit.D 危険度、影響度などは低く良かったと思います。また、はやめに異常を検知できたので
対応が打てました。