浜松のおばさん（母の姉）が母に会いに来ることになりました。私のおばさんは、宝石商として大成功して、現在は養老院に入っています。
もしかすると、これが最後の面会かと思い、舞台をどうしようと妻と母と相談しました。おばさんは従弟（女性）Ｃ夫婦が車で連れてきます。

ちなみにおばさんＸを含む母の家族構成は
　じいじ（生糸商として浜松で成功故人）＋バアバ（故人）
　妹（三女）　母（次女）　おばさんＸ　長男（故人：そろばん日本一三連覇）

おばさんＸは子供が長男ＫZ（歯医者：北九州市立大歯学部卒の秀才）,次男KO(歯医者：故人)、長女Ｃ（女性：息子が医者）という構成。
KO君は子供のマンションを訪ねていって、ベランダにタバコを吸いにいって心臓発作でなくなりました。KZ氏は国際基督教大学→北九州市立大学歯学部という、俗に勉強しなくても成績の良い秀才です。


おばさん　若いころは、華やかな美人で、性格は前向き、商売向きです。ラグジュアリな雰囲気の片鱗が残っています。

さて、問題が１つあります。会場をどこにするかです。
【会場についての議論】
１．加藤家では基本、せっかくだから寿司屋の座敷を借り切ってという話になりました。
２．しかし、従弟のCがなんと「生魚は食べられない」とのこと。
３．年寄りですから洋食はどうかなあ。母の好きな蕎麦屋だとゆっくりできない。
４．おばさんは歩行も困難だから、電車移動は無理だ。駐車場のあるところがいい。
５．じゃあ、好き嫌いの多い人がいるならばバイキングにしようとなやんだあげくに草薙のぶどうの丘にしました。


ぶどうのおかの料理　結果はおばさんに不評でした。

【評価】
１．従弟C夫婦、おいしいよ
２．おばさん「おいしくない」この方、昔から思ったことをはっきり意思で示します。
３．母　「特に感想なし」
４．妻「メイン料理がない、以前はエビの天ぷらをその場であげてくれたが今はない。」
５．私「スイーツが別料金（700円）となっているし、マリネのような生魚もない。魚のグリルのような料理もない」

なので評価はＤ。以前のイメージと随分かわったということ


唯一おいしかったちらし寿司　


とるものがないので　ここまできて焼きそばってのもあれです。まあ、デミグラ系ならはずれはないでしょう。
Cさんの旦那様は元外資系薬剤メーカの営業で。お医者さまのために興津川で場所取り（鮎釣り）でカッパ着て寝たほどの方で、頭脳明晰かつハードボイルド派です。ガンガンお代わりされています。


しめはカレー　これはお肉たっぷりでよかったと思います。カレーはどこで食べてもうまいですね。


我が家の前で母と記念撮影　おばさん　お元気なので、まだまだ会いにこれそうですね。

おばさんいわく「次男のKOとあなたがそっくりだ、よくしゃべり、陽気な感じ」頭の良すぎないのがちょうどよいようです。
まあ、亡くなった次男の代わりになっているならそれで幸せなのだと思います。