安曇野旅日記 3/3 碌山美術館にいってみた。

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安曇野二日目は雨になりました。午後からChat GPTセミナーですが。宿泊先の「ごほうでん」から池田町商工会まで車で30分もあれば楽勝。
よって午前中は碌山美術館を見学に。碌山美術館は大学4年生の秋に旅した思い出があります。荻原碌山、は日本のゴッホとされる。彫刻家。
作品「女」など2体がなんと重要文化財になっている。そのときにくらべて美術館は拡張されていました。

「女」は相変わらず美しく、「文覚」は相変わらず力強かった。

■碌山美術館
ちなみに作品「女」のモデルは碌山のパトロン=中村屋(パンの中村屋)の女将、相馬黒光です。そんなところに明治後期の恋愛模様がうかがえてなりません。
碌山美術館
碌山美術館 傘を差しながらの撮影はしんどかった。

たしか杭夫という彫像
たしか杭夫という彫像 制作当初は手や足があったらしい。それをカットして今の姿に。

荻原碌山は尋常性乾癬、という皮膚が乾いてカサブタになる病気を持っていた。いまだとステロイドなどで抑えることができますが当時は水銀などのやばい薬を使っていたらしい。なくなる直前の写真に手へ包帯をした碌山が写っています。彼は、投薬を受けて重症になり、一時持ち直すが。内臓出血で亡くなります。いまなら助かったことでしょう。

■前日に撮影した美しい来たアルプス
前日撮影した北アルプスの山々
前日撮影した北アルプスの山々 蕎麦屋の上條から関与先までの移動中に、どんどん晴れてゆくので池田町の高台に車で登って撮影しました。

有明山と来たアルプス
有明山と来たアルプス 手前の黒い台形の山は「標高2,268 m有明山」です。背景が大天井岳でしょうか
この辺の中学生は有明山に必ず遠足で登ると聞いたことがあります。眼下の街が池田町です。