6/1甘利山登山しました。(甘利山のレンゲツツジ編1/3)

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5/31 台風1号がきました。翌日は午前4時ころから晴れそう。もっと正確にいえば富士山山頂の雲は午前7時ころに飛ぶ。金曜日の仕事を終えて夕飯を家族と食べて、風呂に浸かり、車を運転して韮崎市の甘利山へ。途中、北海道や吉野の桜に同行したピカリンから運転中に連絡がありました。「新道峠撮影にゆくなら同行したい」、ただ、私は既に出発していたこと。そして、彼は既に晩酌直後だったので私は「甘利山駐車場で翌朝お会いしましょう。」と告げて旅に出ます。
※補足:甘利山も新道峠も両方とも富士山とレンゲツツジが撮れます。以下の比較で、甘利山をチョイスしていました。走行距離はほぼ一緒です。

条件 甘利山 新道峠(2023.06.04) 説明
レンゲツツジと撮影ポイント 多いし撮影ポイントも多いはず 1か所に限られ、今年は花が少ない情報あり レンゲツツジは天然の山ツツジです
撮影場所からの撤退 雨が降ったら、駐車場に撤退可能 一度撤退しても、駐車場は遠い再起困難 アプローチ距離が5分と40分の比較です
駐車場 広い 狭く、転回場に駐車。暗闇時にわかりずらい 夜間に合流の容易性は甘利山優位
天の川撮影の位置関係 富士山の反対側 富士山の真上に天の川 この日は雨風、晴れても半月で撮影不可

甘利山はトイレのある広い駐車場から数分で撮影ポイントにすぐゆける。雨風がある間は、車中でしのげます。新道峠は暗い転回場に車を納めて30分以上暗闇を歩く。ベストの時間を狙うと風雨にさらされる可能性さえあります。

清水静岡バイパス、興津から国道52号線。富沢-六郷間中部横断道、再び52号線で韮崎市へ。午後10時山頂直下の甘利山駐車場へ。まだ、温帯低気圧となった台風1号の雨が降っています。即座に後部座席に毛布2枚被って就寝。午前1時半、寒いのでネルのシャツを着てもう一度就寝。3時と起きましたが、4時雨がやんできたので起床。

ところで4時少し前に隣に停っていた車が駐車場を出て下山を開始。「ん?」と思いましたが、天候が回復しないとあきらめた人かなと思いました。実はその車はピカリンの車でした。彼はジャケット、ウィンドブレーカなどのウェアをもってこなかったので寒さに耐えきれず山を下ったのです。

撮影現場に私はそんなことも知らずに山を登り到着。しかし富士山は雲の中。まだまだ回復に遠いなと思いつつ三脚だけ設置したとき、ケータイ電話がなります。ピカリンです。「ジャケットを買いに山を下りたが、コンビニにも合羽を売っていなかったの帰る」とのこと。私は予報で7時に富士山の雲が飛ぶこと、日の出後は急激に気温があがること」をピカリンに伝えますが彼の気持ちはなえていました。標高が1600mとすると下界との気温差は「1600m/100m×0.6℃=9.6℃」です。理系の彼がわからない訳がないとおもったは私の連絡ミスです。

午前4時半、甘利山山頂は晴れています。しかし、私はまだ2時間以上、富士山が見えるまで時間がかかると予測(甘利山からの富士山の方角は精進湖と同じ角度)。この4時半の段階でも、精進湖で富士山は雲の中でした。いったん、駐車場にもどり、出待ちの間に朝食をとることにしました。こうしておけば撮影し終えて、速攻で撤収できますので。甘利山ふ富士山との間には、七面山(身延の山)、精進湖があり、七面山上の雲と精進湖の雲両方が飛ばないと富士山は撮れないのです。

下界(韮崎市)の雲海
下界(韮崎市)の雲海 舌に見える川は韮崎市(標高266m)を横断する釜無川、光って見える四角は棚田です。高度差がご理解いただけるでしょう、駐車場は標高1640m

お湯を沸かし、ハンバーガーを能あためる
お湯を沸かし、ハンバーガーを能あためる 本当はフライパンは目玉焼き用のものでしたが、卵を唯一忘れました。

朝ごはんできました。
朝ごはんできました。 暖かくおいしいご飯ができました。サラダは前日夕方につくりおきました。野菜中心。
駐車場整備員に挨拶します。「鹿がでたよ」と和やかな会話です。

甘利山駐車場
甘利山駐車場 なぜ、新道峠でなくて甘利山駐車場であるか ご理解いただけることでしょう。高度は高いわりに広く、山も険しくなく安全なのです。
さあ晴れました撮影を始めましょう。

甘利山1731m登頂成功
甘利山1731m登頂成功 富士山撮影後に、1640mからさらに100mの高度を獲得して登頂成功です。

明日以降は撮影した写真をご覧いただきます。