富士山二合目にヒメボタルを撮る(Gとの富士山撮影徹夜旅1/3)

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7月初旬といえば、高原地帯でヒメボタルの時期です。自分の肌感覚としてヒメボタルは①名古屋城公園などの平場で5月中旬。②御殿場の有名撮影場所では6月後半。③そして富士山二合目は7月第一週という感覚です。
知らない方のためにホタルの特性を述べます

住処 特性
ゲンジボタル 水生 最も大きな蛍で軌跡も光の尾を引くようで美しい
ヘイケボタル 水生 以前田貫湖でゲンジ蛍と共存していましたが微弱な光で光の尾を引く
クロマドホタル 陸生 静岡市で見たことがありますが飛ばないので光けれども写真にんすると面白くない。
ヒメボタル 陸生 微弱な光の点滅で飛ぶ。深夜性のホタルで早くても9時ころから。


さて、というわけで、撮りに行きたいGとSNSで語り合って富士山二合目。仕事が終わり食事もすませて7時頃集合です。
以前は、御殿場市まで撮りに行ったのですが、写真自慢のグループが上から目線で「自分たちが自警することによってマナー普及とトラブルを予防する」と宣言して、せっかく解放されている撮影場所を自分たちの許可なくして撮影できないようなルールを作ったという情報を聞いて。御殿場にはいかないと数年前に決めていました。リーダーはプロカメラマンとのことですが、忙しければそんなことをやっている暇がないはず。

さて、9時過ぎに撮影場所に到着です。
星の周回軌道
星の周回軌道 富士山(右の山)も快晴で星も綺麗。一度仮眠するまえに30分弱露光しました。中心が北極星、左上が北斗七星、右下がカシオペアです。
この写真のポイントは2つ
1.この写真を流れ星だという方が女性に多いのですが。地球の自転がなせる業の星の運行です。
2.富士山が低いと思われるのは、二合目から見上げているからです。あと24mmの広角レンズを使っているから。

仮眠から目覚めると周囲のカメラマンは姿を消していました。どうも23:00ころにみな撤収したようです。理由は以下の通り
1.ここのヒメボタルは23:00すぎて光始める
2.一般のヒメボタルよりも点灯がさらに遅い。

しかし、その分、トーシローのカップルが光をバンバンだすのでタチが悪い。
目覚めた時にGが「蛍はでていないよ」、私「そーかあ、確認して出ていなかったら予定通り河口湖にゆきましょう」

駐車場のヒメボタル
駐車場のヒメボタル 仮眠から目覚めると駐車場にホタルがきらめいていました。
となるとがぜん、Gもやる気になります。素人2人と離れた場所で富士山を入れて構図がつくれないかやってみた。

富士山二合目のヒメボタルの舞
富士山二合目のヒメボタルの舞 一週間くらい見ごろより早かったようですが良く週末が晴れるとは限りません。
また、ひとも多くなることから撮れてよかった。

眠いですが、河口湖に向かいます。