11/05~06 撮り馬鹿隊高ボッチ作戦 2/4 (高ボッチ頂上のキャンプ)

中央道の高速経由で高ボッチ到着が11時過ぎでした。そこから、朝の撮影用に三脚を高ボッチ山頂に据え付けにゆきました。
この時点で、高ボッチにはおそらく100台近い車がいたことでしょう。ただ、ここは富士山写真家だけではなく、星景写真家のメッカで、悲観にあたりません。

ただ気をつけなくてはいけないことは、灯りをともしながら高ボッチ頂上を目指す過程に、山道などに星景写真家の皆様がいらっしゃるということ。彼らの撮影の邪魔にならないようにしなくてはいけないのです。
■11/05 PM24:00

オリオン座と冬の大三角形
オリオン座と冬の大三角形 到着直後の風景はこんな感じ、オリオン座,ふたご座も見えます。
天の川とカシオペア、北極星、北斗七星
天の川とカシオペア、北極星、北斗七星 満点の空と天の川です。北斗七星は画面右下、カシオペアは左上。
このあと、一度、三脚で場所取り後、車に戻り仮眠します。

■11/06 AM04:00
起きだしてびっくり、車のなかは人いきれでスモーク状態ですが、一転外に出るときれいな星空。俄然やるきになります。再び頂上へ
午前4時の長時間露光
午前4時の長時間露光 南アルプス(右)の左側にうっすらと富士山が姿を見せました。ISO32(通常フィルムは100)、絞りF11、露光バルブ6分です。夜間ですと通常はISO感度をアップしますが、ここでアップすると町あかりが湖上の空気に拡散しているノイズを拾ってしまい富士山が姿を出すことはありません、よって、減感。感度を通常の1/4程度のさげてやっと撮影できるのです

富士山遠望
富士山遠望 高ボッチと富士山の距離は100km以上あるといわれ、静岡と富士山のほぼ2倍です。例え岡谷市が晴れていても途中の諏訪市、茅野市、富士見町、北杜市、韮崎市、甲府市、精進湖のどこかに雲があれば望みはかないません。

今回は朝焼けとともに姿をとらえることができました。
撮り馬鹿隊
撮り馬鹿隊 富士山は松本塩尻側から来た雲にほどなく隠されてしまいましたが、満足感が漂うみなさんの表情です。

これで4回トライして、2回成功。成功率50%です。


車に帰って、社内の冷えたパンをかじり次の撮影場所を相談します。そうだんです!あそこにゆこう!